「信頼される笛を吹くための“備え”」
Vol.6(平成25年8月25日(日))

きっかけは2年半前―。FIFA(国際サッカー連盟)への国際審判員登録に伴いフィジカルを強化したかったことと合わせ、膝の痛みを抱えていた私はトレーニング方法を模索していました。
サッカーの審判員はアスリート同様のフィジカルが求められます。(90分ゲームで主審の走行距離は約10Km)国際審判員になると年間4~5回、カテゴリー別に基準の定められた体力テスト(※)をパスしなければなりません。他に仕事を持ちながら、遠征、連戦に耐えられる体力も必要です。
そこで、早くから「初動負荷トレーニング」をサッカーの指導に取り入れられていた指導者の方に相談し、紹介していただいたところ、すぐに良さを実感しました。動作追求のための鳥取(本部)合宿も2回参加させていただきました。
早く走る、正しく身体を使うために必要なインナー(特に骨盤と肩甲骨)が意図した通りに動かせるようになるのに伴い、膝の痛みも解消、国内外の連戦に耐えられる身体作りができるようになり、パフォーマンスが上がりました。正しく身体を使えないから、力んで腕や脚が広範囲に疲れ、様々な部位の故障に繋がっていた事実を自身の身体で知りました。
「ワールドウィング松山」は人のつながり、温かさを感じる場所でもあります。年齢層も広く、トレーニングの目的も多岐に亘る様々な方が利用していらっしゃいますが、素敵な方が多いです。
例えば、トレーニングに通う高校生や大学生などで競技に取り組まれている方に対し、「明日、試合がんばってね!」「勝ったね、よかったね!」と、温かく声を掛けられる方が多くいらっしゃいます。校外で学生の方がそうした触れ合いを持てる環境は、大変貴重な場ではないでしょうか。私自身も多くの方に励ましていただいています。
サッカーに関わる全ての方(選手、チーム、試合を観ている人々等)から信頼される笛を吹くために、今後も“良い備え”を続けていきたいと思います!
大畠 千枝様 松山市 女性 サッカー(審判員) 初動負荷トレーニング歴2年8ヶ月
(※)インターバル走150mRun(35秒)50mWalk(40秒)×20本
スプリント走40m×6本(6.2秒)
「松山に施設がある幸運」
Vol.6(平成25年8月25日(日))

いつまでも健康でいたいと思い、これまで水泳、ヨガ、エアロビクス等いろいろ運動をしてきましたが、この初動負荷トレーニングほど長続きしたことはありませんでした。
最初の出会いは、たまたまトレーナーをしている人に「身体に負担なく運動ができる」と奨められてのことです。始めてしばらくした時に、テレビで大リーグのイチロー選手もこのトレーニングで身体をケアしていることを知り感動、ますます続けることが大切だと思いました。トレーニングをしていると身体が喜んでいるのを感じます。
香川県の高松で10年余り続け、この春松山に転居しましたが、こちらにも提携施設があると聞いて続けてできることを感謝しています。その日の体調に合わせてスタッフの方のアドバイスを得ながら無理なく運動できることが私にとっては続けていける理由だと思います。
自然の中を歩くことが大好きで山登りをして20年余りになります。今年もキリマンジャロ登山に挑戦しました。この初動負荷トレーニングのおかげで、バランス、柔軟性が他の人より良いのでは、と感じています。転倒した際の咄嗟の身体の反応も、トレーニングを継続していると違います。山仲間にも奨めて喜んでもらっています。
年齢を重ねるごとに体力の衰えも感じますが、なんとか現状維持でありたいと思い、今後もジムの仲間の皆さんから元気をいただきながら続けたいと思っています。
「継続は力」を信じて…。
加藤英子様 松山市 女性 75歳 登山 初動負荷トレーニング歴10年
「ワールドウィング松山に感謝」
Vol.6(平成25年8月25日(日))

ハンドボール部の高校1年生です。僕の生活はワールドウィング松山に通わせてもらっていることでとてもグレードアップしています。マシンを使う前と後での身体の状態の違いに、いつも喜びを感じています。
僕は小学6年生の時にオスグッド・シュラッテル病(※1)になり、膝の痛みをとるため中学入学直前に両親が入会していたこのジムに入れてもらいました。父は腰痛、母は猫背の改善で成果を感じていて僕に勧めてくれたのです。実際にトレーニングしてみると、それまでの膝の痛みがあっという間になくなっていったので感動しました。
現在、僕は高校のハンドボール部に所属していますが、いつもこのジムで教わった「骨盤をおこす」という身体の使い方を意識しています。おかげで、膝やふくらはぎの疲労感も感じにくくなってきました。
ハンドボールは球技ですが、相手とのコンタクトも激しく実質は格闘技に近い感覚です。動作も前後左右へのダッシュやストップ、方向転換、それにジャンプ&着地が加わります。その中でシン・スプリント(※2)等の故障になる人もいますが、僕の場合は「インナーサイ」(という種目)を行うことで予防できているように感じます。
しんどくて地味なランメニューも、今では「ドンと来い!」というモチベーションです。できることなら一生通い続けたい場所です!
山本誠様 松山市 男性 16歳 ハンドボール 初動負荷トレーニング歴3年5ヶ月
※1 オスグッド・シュラッテル病…前腿が硬直するなどの原因で、膝下の表側が一種の剥離骨折を起こす疾患。 (『小山裕史のウォーキング革命』より)
※2 シン・スプリント…下腿内側/脛骨の下方に痛みが発生する症状。